レナード衛藤のブログ

Facebookやインスタが多くなりましたが、書き留めておきたいことはブログですね。

旅のロマンは続く

2023-12-12 20:40:53 | 太鼓と旅して40周年記念
デーモン閣下との久しぶりのパフォーマンス"Silently She Dances"が終わりました。
太鼓と旅して40周年の企画として、絶対に再演したかった作品です。
 
 
閣下とはお互いにリスペクトしつつも、多感な20歳前後に同じバンドで音を出していただけに、私が閣下から容赦ないダメ出しを食らったり普段の現場にはないやり取りが面白く、スタッフや関係者もその空気を楽しんでくれていたように思います。
 
そして、何よりもご来場いただいたお客さんが「いつもと違う」楽しさを感じてもらえたとしたら最高です。
 
SNSにも書きましたが、私は旅の経験が支えとなって自分の音楽が作られたようなものですが、"Silently She Dances"はそれが濃縮された作品だなぁと演奏しながら感じていました。
 
私のアフリカ体験や太鼓とダンスの関係。そんなこんなを脚本家の高階さんに丸投げして作品化して下さった。でも、それがパフォーマンスとなれば、一転して即興で進んでいく・・・。
 
「あまりリハすると飽きちゃうんだよ、即興が多いから。」
 
という閣下に逆らう者はいません。私もそうだから。
でも、照明や音響スタッフは大変!彼らも即興で対応してくれたわけですが、そこはチームレオ。頼もしい限りでした。いや、ほんとに。私らがMCでしゃべりすぎたため、終演が遅れ、40分で撤収というおまけ付き。
 
さて、酔いも醒め(笑)
太鼓と旅して40周年ラスト企画「レオクラシックス」と「ブレンドラムス」の2つの衝動にシフトし始めました。
世界情勢が厳しくなり、これからは今までのように旅を続けて活動していくことは厳しくなるかも知れないけれど、迷いや不安、自信とプライドが混在しながら、これからも自分のコンパスを頼りにライブという航海をしていきたいと思います。
 
その都度、乗り降りする乗組員=共演者とどこへ行くのか。風が強ければ、帆は推進力を増します。その風はお客さんが生むのか、時代の流れが生むのか。本当は自分がその風を巻き起こせたらカッチョイイのだけれど、そんな甘くはない。そもそも、ミュージシャンなんてそんな強い生き物じゃないですし、風という推しが必要です。
 
年末から年始にかけて、旅のロマンを満載してパフォーマンスしていきたいと思います。
 
12/29(金)19時開演
晴れたら空に豆まいて
レナード衛藤「年納めソロ&特別映像試写会」
2004年、アフリカ中東を旅したロードムービーを上映します。
素朴で素敵な仕上がりになっています。その予告編をどうぞ!
ご予約
 
2024年
1/13(土)16時開演
大阪花博記念ホール
レナード衛藤「レオクラシックスの衝動」
特設サイト
 
1/26(金)19時開演
新宿ReNY
レナード衛藤「ブレンドラムスの衝動」
特設サイト
 
終演後、新宿ReNYの楽屋にて。
 

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