わしのまま

ラテンパーカッショニスト「とくじろう」の1人称は「わし」。ここはわしがわしの思いのままに綴っている場所です。

20回目の結婚記念日

このひとと一緒になって丸20年。

知り合って25年。

わしの片思いから始まった関係が、なんと人生の半分も一緒におるなんて、不思議な感覚やわ。

 

死を覚悟して抱き合って泣いたのは結婚した翌年。

このひとの持ち前の明るさとポジティブさがそれを乗り越えさせたんやろうと思うし、わしも何度となくそれに助けられてきた。

もちろん運も良かったんやと思うけど。

 

とにかく、当たり前の毎日が当たり前でないことはこの時痛いほど分かったし、だから普通が一番やと今でも心底思う。

いつも「どう?」って聞かれて「ふつう」って答えてるのはそういう含みもあるんやな。

仕事柄、「Yeah!! 調子ええで〜〜」と答えるべきなんやろけど。

 

 

お互い50を越えて、この先の天命はそれこそ神のみぞ知る。

どっちが先に逝くかは分からんけど、それまでは穏やかに、笑って平和に歳を重ねて行きたいな。

 

いつまでもその太陽のような笑顔で、みんなのことを照らしてあげてください。

その笑顔を守れるよう、わしも精進するわ。

 

そんなことを思う20回目の結婚記念日でした。