6/3おざフェス後記
追記
おざフェス参加ジングルジムメンバー
「新世界」でのおざフェスが終了しました。
ライブ感覚で、このイベントが、
おざフェス2015になったり、
「また来年!」
という継続感をもったものとなっていました。
「ブロコピカイア」は、全国のライブハウスを行脚した「ピカイアパンデイロスペシャル」の大きなバージョンで、江古田バディなどの大きなスペースで年に数回、おなじみのメンバーで行われるおたのしみイベントでした。
小澤がよく私に言っていたのは、
「ブロコは、パーカッションに『おかべー』(岡部洋一氏)も『亮さん』(渡辺亮氏)もいるから、
オラは、らくちんなんだ。気がラクなんだ。楽しくてあっという間に終わっちゃう。」
その他、
PPSのスピンオフとしては、「ピカイア祭り」というのもあり、それでは、ジングルジムがハーフタイムショーとして出演させていただいていました。
おざフェスでも、
ジングルジムのコーナーが、まるで「ピカイアまつり」のように自然にマッチしているようで、
ちょっと違うな、と感じることがありました。
それは、ブロコの皆さんが、熱い目線で、ジングルジムの演奏を観てくださっていたこと。
そうか!
ブロコのメンバーの皆さんは、小澤のつくったパンデイロバツカーダがはじめての方もいらっしゃったのですね。なべさんの粋なはからいに感謝です。おかげで、出演者もお客様もみんなで小澤の曲を感じ、小澤の息吹を感じる時間となりました。
前列、後列、上手そで、下手そでにわかれて総勢20名のジングルジムメンバー。
「小澤敏也JINGLE GYM4」として、同じ「新世界」の「パンデイロ劇場」の舞台を踏んだ、多鹿大介も参加。
小澤がしていたように、代表の柳元武司が指揮をとりました。
メンバー全員の名前を言って紹介してくださった事に拍手!よっ!リーダー!
「ブロコピカイア」に初参戦のトロンボーンの佐野聡(ラリちゃん)さん。
小澤が25年在籍したKINGは、小澤がいた最後の方は、ツアーなどで移動がしやすいKING4Pとなり、リーダーの佐野篤の目線から、
「弟、弟子、親友」の3人と呼ばれたのですが、小澤はその中の親友で、佐野聡(ラリちゃん)さんは弟にあたります。「おざフェス」のはじめましてにふさわしい、小澤の事を本当によく見ていた人の加入です。これで彼は、「ハイタイムス」「KING」「クアトロコーリス」「ブロコピカイア」と、小澤と一緒という事になりますね。もちろん、指笛の披露もありました。
ラストには、サプライズゲストで、サックスの大御所 梅津和時さんが登場されました。
筆者はちょうど、この直前に、梅津さんと広島の佐伯さんとの四日間(佐野篤さんは三日間)行動を共にさせていただいていたのですが、その時には、「もしかしたら」とおっしゃっていたので、実現できて嬉しかったです。
筆者は、以前、梅津さんに、こんなお話を伺った事を思い出しました。
梅津さんと小澤は、中京地区での「こまっちゃクレズマー」と、「PPS」での対バン(ちょっとしたアクシデントで)や、その後の新世界での「飛び入り」くらいでしか共演の経験がないにも関わらず、いろんな暖かいお気持ちを幾度も遺族やスタッフに送ってくださっています。
そんな理由を知りたくて、別の某お仕事をサポートをさせていただいた帰り道、たまたま電車で二人きりだった時にお尋ねしてしまったのです。
「おおたかさんや、ナベちゃん・・・。自分の親しい人たちにとって、とても大切な人だからねぇ。それは、自分にとっても大切って事でね。」
ナベさんがよく言うところの「ゴリゴリ」の爆音ステージの音の渦だったけれど、
梅津さんとナベさんの絆も感じられて、
「ナベ、良かったじゃん」
って、
「ピアカイアパンデイロスペシャル 副リーダー」の声が聞こえたラストシーンでした。
なべさん
ありがとうございました。
(写真提供 ほにゃ〜)